気になる!復職の理由って?

2019.6.7

主婦が復職するのにちょうどいいタイミングは?


働く女性の割合

厚生労働省のデータ(平成29年版 働く女性の実情)によると、企業に雇用される女性の数は、前年に比べて正社員・パートタイムタイムともに増加していることがわかります。平成29年時点で雇用されている女性の割合は、正社員が44.5%、非正規(パートや派遣)が55.5%で、非正規の割合がわずかに高い結果。近年では女性の社会進出が活発になり、正社員として活躍する女性はひと昔前に比べると増えてきているでしょう。
ただ、結婚後は配偶者の転勤や子育てのため、職を離れる女性も多くなります。生活や子育てが落ち着くと再び働き始める女性が増えますが、その時は正社員の割合は下がり、派遣やパートの比率が上がる傾向にあります。結婚・出産後は、「仕事は辞めて専業主婦になる」「正社員を辞めてパートで働く」「産休・育休をとって正社員で働き続ける」という風に、女性の働き方は多様化していくでしょう。

主婦が復職するのにちょうどいいタイミングは?

ワーキングママは増えている

女性の社会進出に伴い、子育てしながら仕事をするマーキングママは増えています。子育てしながら働く理由として最も大きいものは、「家計を助けるため」ですが、「仕事をする喜びを味わいたい」「社会とつながりを持ちたいから」という声も。育児や家事以外のことをしたいと働きに出る人もいるようです。
ワーキングママに最も多い雇用形態はパートタイムで、独身女性に比べると正社員で働く人の数は減少傾向にあります。ワーキングママには、「プライベートと両立しながら働きたい」と希望する人が多く、そこまで給与が高くなくても無理なく働きたい心理があるのでしょう。実際に子供が小さいうちは子供優先で働く必要があるため、子育て中の方が再就職を目指す場合は、無理のない条件で働ける職場を探すのがおすすめです。

仕事を再開するタイミング

主婦になった人が仕事を再開するタイミングとしてよくあるのが、子供が幼稚園や保育園、小学校に入った時。ある程度子供に手がかからなくなった時期に再就職をする人が多くいます。とはいえ仕事を再開する時期はお母さんの気持ちや家計の状況にもよるので、一概にいつが良いとはいえません。「子供との時間を大切にしたい」という理由で、あえて働きに出ない人もいるでしょう。
働き始める時期に迷った場合は、「生活設計」や「自分の年齢」などを基準にして考えてみてはいかがでしょうか。生活設計の視点では、今後の生活や子供にかかるお金を計算してみて、不足が大きい場合は早めに働き始めるのが賢明。もちろん、将来の自分の夢のために貯金したい場合も、早めに仕事を探すと良いでしょう。年齢的な視点からいうと、正社員として再就職を目指す場合は「転職の壁」といわれる年齢を意識する必要があります。なぜなら企業によっては、「未経験者は28歳まで」という風に、年齢を採用基準にしている場合があるからです。特に未経験業種を希望する人は、早めに就職活動するのが賢明です。ブランクを長くしたくないという方も、なるべく早い時点で子育てと両立しながら働ける就職先を探すのが良いでしょう。

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女性の活躍を応援する企業が狙い目!

厚生労働省や経済産業省では、女性はもちろん誰もが働きやすい環境作りに積極的な企業を認定・選定しています。家庭との両立やキャリア形成を望む方は、このような企業へ注目してみるのがおすすめです。企業ぐるみで女性の活躍を支援している、というのがポイントでしょう。

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企業側の取り組みって?

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about当サイト管理人も元々専業主婦でしたが、家計のことや老後の不安などの理由から復職し、現在は正社員として働いています。かつての自分と同じような立場の主婦の方の役に立ちたかったということと、労働力不足という社会問題の解決に力を尽くしたいという思いから当サイトを開設しました。何かご連絡があれば【コチラ】にお願い致します。