気になる!復職の理由って?

2016.7.15

子育て支援があったから(Cさん)


子育てに理解のある職場

Cさんは元々介護士として働いていたのですが、出産を機に仕事を退職して専業主婦をしていました。しかし現在の日本は国全体で介護士が圧倒的に不足しており、以前から復職の誘いがあったのです。子育てのことを考えて復職の誘いを辞退していたのですが、復職の誘いの中で職場の子育て支援内容を聞くうちにこれならば再び働き出しても子育てと両立できると感じ復職を決意されたのです。
これは他の方でもそうなのですが、やはり専業主婦の女性が復職を行う際に子育てのサポートがあるのかないのか、また子育て中であることを配慮してくれたスケジュールを組んでくれるのかどうかはとても重要になるのです。復職を考える際にはこうした支援制度が充実しているかどうかはよく見た方が良いでしょう。

子育て支援があったから(Cさん)

託児所や母子寮の存在

Cさんの復職先は子育て支援という観点で見たときにとても素晴らしい職場でした。まず施設内に託児所が併設されていたのです。特に働くママさんが感じることの多い負担は子どもの保育園への送り迎えです。特に勤務先が子育てに配慮のない職場ですと、時間に合うように保育園に立ち寄らなければなりません。これは体力をとても使う行為ですが、これを毎日続けなければならないのです。そして仕事が長引いてしまった際は延長保育の料金を支払わなければなりません。仕事が長引いて残業代がもらえるかもしれませんが、延長保育の費用で相殺されるか却ってマイナスになってしまう場合もあるのです。しかし勤務先に託児所が併設されている場合はこうした問題は生じません。勤務先の託児所なので朝出勤前に立ち寄ることも簡単ですし、仕事が長引いてしまった場合も延長保育の費用は発生しないのです。また当然残業などに対する理解も一般の保育園よりありますので遠慮もしなくて良くなります。
その他の支援制度として母子寮の存在も魅力的でした。Cさんの勤務先は独身介護士のための独身寮の他に、子どものいる介護士のために子どもと一緒に入居できる母子寮も備えていたのです。Cさんは旦那さんもいますし現在住んでいる自宅もありますが、万が一の場合に住むところに困る心配をしなくて良いというのはとても大きな魅力となりました。

仲間が多い

最後にCさんが復職を決意したのは、職場がこうした子育ての支援に力を入れているために、自分以外にも子育て中の介護士の方が大勢いたということが大きなポイントとなっています。現在の日本では残念ながら子育て中の女性の苦労は同じ立場の女性以外にはなかなか理解されていません。そのため理解の無さに苦しむ方も多いのですが、同じ立場の女性同士はお互いの苦労がわかるため支え合えるのです。

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