気になる!復職の理由って?

2023.5.12

女性の活躍を応援する企業が狙い目!


くるみん

専業主婦の方が復職を考える際、気になることのひとつに育児との両立が挙げられます。そのようなときに参考にしたいのが、「子育てサポート企業」として厚生労働大臣が認定する制度「くるみん」です。
各企業がくるみんに認定されるには、女性の育児休業取得率が75%以上、未就学児がいる場合にフレックスタイムや時差出勤を選択可能など10の基準があります。そこには男性の育児休業取得率も含まれており、男性の育児参加推進も折り込まれているのが特徴です。
これらの認定企業・団体は厚生労働省のHPに各都道府県ごとに記載されています。子育てとの両立を目指すには、それが叶えやすい環境や制度がある企業に就業するのがおすすめです。ぜひ、参考にしてみてください。

女性の活躍を応援する企業が狙い目!

えるぼし

復職を望むにあたって気になるのが、女性が活躍しやすい職場環境かということがあります。そんなときに参考になるのが、女性の活躍を推進する企業として認定される「えるぼし」制度です。
えるぼし認定の基準は、男女の採用比率が同程度、女性管理職の割合が業界平均を超えている、非正規雇用から正社員への雇用転換、一度退職した女性の再雇用の実績、多様なキャリアが選択できるといったもの。復職するのであれば、長く勤めたい、自身のキャリアをしっかりと形成したいと思う方も多いはずです。認定企業は厚生労働省のHPから閲覧できるので、お役立てください。

なでしこ銘柄

女性が活躍しやすい環境と併せて、企業自体の優良度も気になるところでしょう。経済産業省は、東京証券取引所と共同で、女性活躍推進に優れた上場企業を「なでしこ銘柄」として選定しています。
選定の基準は、女性管理職や女性役員の比率、中途採用者数、キャリアパスに関する取り組み、中途採用の実績など。上場企業という企業力に加え、復職後のキャリアアップのサポートや女性リーダー育成に期待したい方の参考になるはずです。選定企業は経済産業省のHPから確認できます。

ダイバーシティ経営企業100選

復職を望む女性の中には、年齢や国籍、障がいなどがネックになりそうだと懸念している方がいるかもしれません。そんなときに参考になるのが、経済産業省が2012~2020年に実施していた「ダイバーシティ経営企業100選」および「新・ダイバーシティ経営企業100選」です。女性の活躍はもちろん、高齢者、外国人、障がい者など多様な人材を登用し、業績も向上している企業を選定するものでした。
選定の基準は、多様な人材の活躍により経営上の成果を上げている、他社のロールモデルとなる先進的な取り組みを実施している、組織全体に意識や取り組みが浸透していることなどです。選ばれたことのある企業は、主婦の復職にも前向きなので、ぜひ経済産業省のHPで確認してみてください。

優良企業を見つけるには

仕事から離れていると、いざ就職活動をしようとしても何から始めればいいのか分からない、本当に働きやすい企業を見つけられるか不安という方もいるでしょう。そのようなときは、就職・転職エージェントを利用するのもおすすめです。
求職者の希望条件や適性、キャリア志向などを踏まえたうえで、主婦の方が復職および活躍しやすい企業を紹介してくれます。また、履歴書の書き方や面接に向けての助言などもあり安心です。あなたの心強い応援者になってくれることでしょう。

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女性の活躍を応援する企業が狙い目!

厚生労働省や経済産業省では、女性はもちろん誰もが働きやすい環境作りに積極的な企業を認定・選定しています。家庭との両立やキャリア形成を望む方は、このような企業へ注目してみるのがおすすめです。企業ぐるみで女性の活躍を支援している、というのがポイントでしょう。

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企業側の取り組みって?

現在特に大手の会社ほどグローバル化の必要性から女性社員の採用に力を入れています。近年では大和証券さんや第一生命さんなど、役員や管理職の立場で女性が活躍する企業も増えてきました。女性の活躍を支えるにはそのための制度の創設と社員への啓蒙の2つが大切です。

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about当サイト管理人も元々専業主婦でしたが、家計のことや老後の不安などの理由から復職し、現在は正社員として働いています。かつての自分と同じような立場の主婦の方の役に立ちたかったということと、労働力不足という社会問題の解決に力を尽くしたいという思いから当サイトを開設しました。何かご連絡があれば【コチラ】にお願い致します。